loading

地域産業支援

青森県

新技術で復活した伝統の藍染め産業
「あおもり藍」

  • BRANDING
  • PROMOTION
  • SALES

伝統産業・文化の復興にむけた、地域の6次産業化を応援

取り組み背景・地域の課題

染料として知られる藍。青森県では江戸時代から津軽藩士が藍を育て、藍染を生業のひとつとしていましたが、化学染料の普及などで大正期には衰退の一途に。平成に入り、青森伝統の文化を残したい、地域の発展につなげたいという地域の熱い想いで立ち上がったのが、あおもり藍産業協同組合の「あおもり藍」事業。「あおもり藍」は、休耕田を活用して無農薬で育てることから始まった地域ブランドのひとつであり、あおもり藍産業協同組合が独自に開発した染料生成・染色技術のこと。藍の効能(抗菌活性、抗炎症作用など)を生かし、藍を原料とした特産品化を行いながら、農家への還元や雇用の創出に取り組んでいました。

取り組み

東北復興を応援するJALは、6次産業化による地域経済の活性化や伝統産業の復興に取り組む「あおもり藍」事業の応援プロジェクトを2016年3月から開始。食材としても優れた効能がある「あおもり藍」を練りこんで焼き上げた菓子「あおもり藍フィナンシェ」の機内サービス(茶菓提供)や、「あおもり藍」を使用したJALオリジナル商品の開発・販売を実施し、「あおもり藍」のプロモーションを展開。JAL青森支店を中心に、JALグループスタッフによる苗植えや収穫のお手伝いなど、地域資源を育て、磨き、国内外に広めることで「あおもり藍」産業の復興に向けた継続的な活動を行っています。

■「あおもり藍」を練りこんで焼き上げた菓子「あおもり藍フィナンシェ」
・機内サービスの茶菓として提供
・通販カタログ「JAL SHOP」や、オンラインショップ「JALショッピング」で通信販売(2016年11月~12月)

あおもり藍産業協同組合との共同企画・開発商品をJAL国際線で機内販売(2016年11月~2017年2月)
・「あおもり藍 JALオリジナル名刺入れ」 (JAL限定仕様)
・「JALオリジナル セフィーコ(藍エキス消臭スプレー)」(JAL限定仕様)
プレスリリース(PDFファイル 約320KB)

「あおもり藍」公式サイト

「フィナンシェ」は、同種の有名店ブランドの焼き菓子と比べても、遜色なく売り上げを記録。消臭スプレーやオリジナル名刺入れも、メーカーへの問い合わせが増え、機内や通信販売での露出効果も表れており、「あおもり藍」の認知度向上に貢献しています。

地域の声

「JAL 新・JAPAN PROJECT」の一環として、応援を戴くようになった2016年は、「藍染」の分野ではファッションブランドから評価が得られ、「あおもり藍」が知られるようになった時期でした。一方で、この時期に発売した「あおもり藍抗菌・消臭スプレー」は全国的には全く知られていない商品でした。 日本航空の皆さまと一緒に藍畑で植付や刈取を行い、その藍から抽出した成分で製造したスプレーを国際線やイベントで扱うなど、発信を続けてくださり、お客さまからも大変好評を戴くことができました。長い期間のご支援の結果、当商品は、今や組合の看板商材の一つに成長しております。日本航空の皆さまに心より感謝申し上げます。(あおもり藍産業協同組合 代表理事 吉田 久幸)

群馬県

地域の高品質食材を使用した「生ハムサンド」

  • PROMOTION
  • SALES

その地域ならではの高品質で美味しい農畜産物をより多くの人に!

本格生ハム「はもんみなかみ」

取り組み背景・地域の課題

生産者が手塩にかけ、誇りをもって生産している農畜産物を、もっと多くの人たちに知ってもらいたい、食べてもらいたい、という想いから、確かな品質と生産者の誇りの証となる「GUNMA QUALITY」を設け、県産農畜産物の認知度向上、ブランドイメージ向上を目指していた群馬県。JALは、毎月実施している「地域紹介シリーズ」で関東甲信越(2018年7月~9月)に取り組んだことをきっかけに、群馬県の地元生産者を応援し、「GUNMA QUALITY」を広めるお手伝いとしてプロジェクトを開始しました。

取り組み

フランスの伝統的なパンの製法を守るメゾンカイザーの協力のもと、胡桃パンに、銘柄豚「ぐんま麦豚」を使った本格生ハム「はもんみなかみ*」と、赤城高原北麓のレタス**を使用した「生ハムサンド」を商品化。

JALグループの空港店舗「BLUE SKY FLIGHT SHOP」(羽田空港)で期間限定の試食販売(2018年9月13日~26日)ほか、メゾンカイザーの関東各店舗(一部店舗を除く)、銀座の「ぐんまちゃん家」などで販売、プロモーションを展開しました。

*群馬県みなかみ町は、生ハムの本場スペインのグラナダとほぼ同じ北緯37度にあり、生ハムづくりに適している地域であることから、地元の育風堂が独学で豚肉と天然海水塩のみで乾燥熟成する伝統製法でつくり上げた、県下唯一の12カ月熟成の本格生ハム
**新しい農業の可能性を追求する「農園星ノ環」(昭和村)の肉厚な朝採れレタス(GUNMA QUALITY)

試食販売を行った羽田空港「BLUE SKY FLIGHT SHOP」に、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」が来訪した日は、注目の的となり、当店舗では、期間中の予定販売数約400個を完売しました。

  • 赤城高原北麓のレタス(昭和村「農園星ノ環)
地域の声

日本航空様のご縁で空港で販売するという機会に恵まれ、とても多くの方にこの生ハムを知ってもらえたことが嬉しいですね。販売期間中は、お客さまから「売り切れていて食べられなかった」などの嬉しい声も聞けました。また、なかなかコラボすることができないメゾンカイザー様とご一緒でき、ブランド力を上げるうえで、とても良い企画だったと思います。これからも美味しい生ハムをつくって群馬の味をお届けしていきたいですね。(みなかみ町「育風堂精肉店」取締役 須田麻紀夫)

宮崎県、鹿児島県、熊本県、沖縄県

國酒応援プロジェクト

  • PROMOTION
  • SALES

日本の誇り・日本の結晶 ― 「國酒」の焼酎・泡盛を世界へ発信!

(事例 球磨焼酎厳選銘柄のご提供)球磨焼酎 特別座談会

大越基裕 氏

取り組み背景・地域の課題

日本の歴史・伝統・文化そのものであり、まさに日本の結晶ともいえるのが、日本酒や焼酎の「國酒」。その魅力や素晴らしさを海外にも広め、輸出促進や地方のインバウンド戦略、日本文化の振興に向け、国家プロジェクトとして「國酒プロジェクト」が展開されています。

取り組み

JALでは、日本酒に比べて流通が少ない焼酎や泡盛の認知度を高め、インバウンドの需要拡大と販路拡大、蔵元への還元をお手伝いするため、2016年から「國酒応援プロジェクト」を展開しています。蔵元から募った焼酎や泡盛を、JALワインアドバイザーの大越 基裕氏の監修により選出。厳選銘柄の空港ラウンジでのご提供や、JALグループの通信販売、機内誌や会員誌などのJAL媒体を活用したプロモーションを通じて、その魅力を発信しています。
空港ラウンジを活用したご提供や当プロジェクトのグランプリ受賞により、商品の認知獲得や、蔵元への問い合わせ・注文増にもつながっています。

  • 第4弾 琉球泡盛グランプリ・準グランプリ

北海道 厚真町

そのまま食べても甘くて美味しい!
厚真町産の「ハスカップ」

  • PROMOTION
  • SALES

9月6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」により、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

北の大地・厚真町ならではの果実「ハスカップ」をより多くの人へ!

山口農園の厚真町産ハスカップ&天塩町宇野牧場のミルクのコラボレーション「ハスカップアイスバー」JALショッピング

取り組み背景・地域の課題

古くから“不老長寿の果実”と伝えられ、北海道特産の果実として有名なハスカップ。酸味があるため、加工用生産が多い道内で、甘くて美味しい生食用を生産しているのが、ハスカップ作付面積日本一の厚真町です。この町を代表するハスカップ栽培の山口農園では、徹底した品種管理で上質な品種を生産し、ハスカップ栽培を町内に広めると共に、販路拡大や商品開発に取り組み、まちの活性化、厚真町産ハスカップファンを増やすため、挑戦を続けています。

取り組み

観光や食などを発信していく包括連携協定を北海道と締結しているJALは、挑戦を続ける生産者と厚真町のハスカップ産業を応援しようと、厚真町産ハスカップ使用のアイスバー開発に取り組む地元企業に協力し、試作品数種のミルクの比較やハスカップの量の検討など、商品開発に協力。オール北海道産素材使用のこだわりの逸品として、山口農園のハスカップと、北海道天塩町・宇野牧場のミルクを使用した「ハスカップアイスバー」が完成しました。5本セット、通信販売のみで北海道から全国に届けられ、JALグループでは2018年9月18日より通信販売*(限定数)を開始しました。

*JALUX食品通販カタログ「グルメ・ファーストクラス」、通販サイト「JALショッピング」で販売

秋季の販売、5本セット5,184円(税・送料込)というアイスバーとしては高額にも関わらず、販売開始約4週間で限定80セットのうち半数以上の販売実績をあげました。

関連紹介

北海道北西部・天塩町の雄大な土地で「牧場のブランド化」を推進してきた宇野牧場。放牧酪農でのびのびと、たくましく育った乳牛からとれるミルクは濃厚で、6次産業化や酪農の新たなビジネスケースにも挑戦しています。

地域の声

日本航空様のご協力のもと、今回多くの皆さまに厚真町のハスカップを味わってもらえる機会をいただき、嬉しく思います。また、先の胆振東部地震では多くのご支援を賜り感謝申し上げます。この地震で厚真町のハスカップは約8,000本の木が失われました。失われたハスカップを改植するには、大きな負担が発生し、植えても収穫に至るまで4年以上の年月が必要なことを考えると、農家の自助努力での再生は厳しいのが現実です。この現状に対し「厚真産ハスカップ復興支援「ゆうしげの会」を立ち上げ、皆さまのご支援をお願いしております。ご支援は苗木となり希少なハスカップの実をより多くの皆さまにお届けできるように頑張ります。(ハスカップファーム 山口農園 代表 山口善紀)

9月6日発生の「平成30年北海道胆振東部地震」の影響により、JALグループの当商品販売は中止を余儀なくされていましたが、奇跡的に保管されていた限定数量で販売を開始することができました。この地震で、厚真町は甚大な被害を受けています。JALは、厚真町のハスカップ産業を応援するとともに、地域一丸となって復興活動を続けている厚真町を応援してまいります。

香川県

太陽の恵みがいっぱい詰まった県認定の果実「さぬき讃フルーツ」

  • BRANDING
  • PROMOTION
  • SALES

高品質な県内産果実のブランドイメージ向上に向けた6次産業化を応援!

キウイ「香緑」を使ったデニッシュパン

取り組み背景・地域の課題

香川県認定の高品質な果実「さぬき讃フルーツ」。地域ブランドのひとつで、「さぬき讃フルーツ」に指定されるのは、糖度などの一定の品質基準を満たした果実だけ。濃厚で上品な甘みをもつ果実ですが、全国的な認知度向上、ブランドイメージ向上を課題としていました。

取り組み

2016年、JALは高品質なこの県内産果実に着目。JAL高松支店を中心に、香川県、JA香川県と協働し、「さぬき讃フルーツ」のブランドイメージ向上を目指すプロジェクトを開始しました。「さぬき讃フルーツ」を多くの方に知ってもらい、味わっていただこうと試行錯誤を繰り返し、その第1弾が2018年3月に誕生。フランスの伝統的なパン製法を守るメゾンカイザーの協力を得て、キウイフルーツ品種「香緑」を使用したデニッシュパンを開発し、JAL空港ラウンジでの提供をはじめ、JALグループの空港店舗「BLUE SKY FLIGHT SHOP」(羽田空港)で期間限定の試食販売やメゾンカイザーの首都圏店舗で販売、機内誌などのJAL媒体を活用したプロモーションを展開しました。
高品質メーカーとのコラボレーションを通じ、「さぬき讃フルーツ」を使用した商品開発、販売、プロモーションを継続的に行い、国内外に広める活動を行っています。

羽田空港国内線ダイヤモンドプレミアムラウンジでご提供(2019年6月実施)(PDFファイル 約507KB)

第4弾 2019年3月 キウイ「さぬきゴールド」のフルーツパイ(PDFファイル 約1.02MB)

第3弾 2018年12月 キウイ「さぬきゴールド」フレーバーの「銀座千疋屋Premium コロロ」(PDFファイル 約635KB)

第2弾 2018年7月 いちご「さぬきひめ」100%のピューレを使用したソフトクリーム(PDFファイル 約320KB)

第1弾 2018年3月 キウイ「香緑」のデニッシュパン(PDFファイル 約1.5MB)

・空港ラウンジでの提供、ブランド力の高いメゾンカイザーとのコラボレーションにより、高品質な食に関心の高い層から好評を得られ、「さぬき讃フルーツ」のブランドイメージ向上に繋がっています。メゾンカイザーが国内産果実を使用したパンを販売することは初。香川県の高品質な食材に注目したメゾンカイザーでは、香川県産の厳選されたオリーブオイルをメゾンカイザーのオリジナル商品として発売予定。当プロジェクトは、新たな出会いにもつながっています。
・「さぬきひめ」ソフトクリームは、外国人旅行者が多い皇居外苑楠公像前売店でも販売。1つ600円の高単価ながら販売数約1,500個以上を記録。外国人へのブランド訴求にも貢献できています。

  • 第2弾「さぬきひめプレミアムソフトクリーム」
  • 第3弾「銀座千疋屋Premiumコロロ」
地域の声

本取り組みでは、商品開発から販売に至るまで、JAL高松支店をはじめJALグループの皆さまにご支援いただきました。今回のような高品質メーカーとの連携や発信力の高い日本航空様の媒体でのPR・販売活動は、地方の産地や行政だけでは難しいものです。今後とも、上質な香川の県産品の魅力がより多くの方々に伝わるよう、連携して取り組んで参りたいと思います。(香川県県産品振興課 亀井裕美子)

岩手県

良質な国産漆「浄法寺漆」

  • PROMOTION
  • SALES

漆文化の継承問題に向き合い、日本文化の象徴「漆器」の振興を応援

10年かけて育てた1本の木から採取できる漆の量は牛乳瓶1本程度。
漆の1滴1滴が貴重(二戸市浄法寺町)

JALオリジナル「巖手椀セット」と「片口と盃セット」(2018年3月~)

取り組み背景・地域の課題

海外では“ジャパン”と呼ばれ、日本文化の象徴である「漆器」。その塗料となる「漆」は、近年、国宝重要文化財建造物の修復に国産漆が使われたことで、国産性の良質さが注目されました。しかし、国内で消費される漆の98%が輸入産で、純国産はわずか2%。岩手県は、この希少な国産漆の7割を生産する国内最大の産地ですが、漆掻き職人をはじめとする生産者の高齢化や後継者不足という問題を抱え、ウルシ原木の確保や後継者育成、浄法寺漆の認知度向上など、地域固有資源の「漆」を活用した地域振興を課題としていました。

取り組み

「伝統」「革新」「日本のこころ」を大切にしているJALは、日本の伝統”漆文化”の振興を応援しようと、岩手県と、漆の新たな価値を発信し続けている㈱浄法寺漆産業とともにプロジェクトを開始。“安くて便利=使い捨て”の時代といわれる現代において、高価であってもその価値と、愛着を持って使い続けることの大切さ、漆器を使うことによる心の豊かさを広く伝えるために、希少で良質な浄法寺漆を100%使用した漆器商品を共同開発し、通信販売、機内誌や会員誌などのJAL媒体でプロモーションを展開しました。漆の認知度向上や漆器を日常で使う機運の醸成に努めています。

「漆」座談会(機内誌2018年3月号)

岩手県×浄法寺漆産業×JALの共同開発商品プレスリリース(PDFファイル 約2.1MB)

人間国宝 室瀬和美氏監修 「JALオリジナル巖手椀セット」
国の伝統的工芸品に指定されている「浄法寺塗」の飯椀と汁椀のセット。保温性が高く、ごはんの最後のひと粒までおいしくいただける。

JALオリジナル片口と盃セット
光沢が華やぎを添える、モダンな片口と酒盃。浄法寺漆産業プロデュースの片口は、注ぎ口をなくした斬新なデザインで、緻密に計算されたそのスリットによってスムーズに注ぐことが可能。

伝統工芸品の販売実績がなかったJALショッピング(通信販売)において、希少な国産漆100%の使用がご好評をいただき、販売開始と共に売り上げを伸ばしました。特に「蒔絵」の人間国宝・室瀬和美氏監修の「巖手椀セット」は希少性も高く、当初用意した想定数を上回り、追加注文を行うなどの好実績につながっています。

地域の声

岩手県は、漆生産量が国内の約7割を占める国内随一の産地であり、日光東照宮など文化財の修復をはじめ、全国の工芸品に使用する国産漆として期待されています。
「JAL新・JAPAN PROJECT」を通じて、国内外に岩手県の漆の紹介や岩手県産漆を使用した漆器の販売に御支援をいただきました。今回のプロジェクトを機に、国内外多くの方々に岩手県にお越しいただき、本県の漆文化とともに、多彩な魅力を体感していただきたいと思っています。
(岩手県商工労働観光部産業経済交流課 佐々木 琢磨 )

徳島県

阿波の國・徳島を代表する伝統産業「阿波藍」

  • PROMOTION

徳島伝統の技「阿波藍」の価値を、空港から世界へ発信!

「阿波藍」ブラウス着用のJALスタッフ。JALカウンターや搭乗ゲートで阿波藍をリアルPR

取り組み背景・地域の課題

藍染の元となる染料「蒅(すくも)」づくりの本場として知られる徳島県。この蒅が、阿波の國・徳島を代表する伝統産業『阿波藍』であり、江戸時代には全国の市場を独占していました。明治時代に海外からの安価な化学染料が普及する中においても、1978年には「伝統的な染織に不可欠な藍の製造技術」を保有する「阿波藍製造技術保存会」が、国の「選定保存技術保存団体」に認定され、今もその技術が脈々と受け継がれています。この伝統を次世代に引き継ぎ、『阿波藍』の価値を再熱させていこうと、徳島県では阿波藍を使った現代向けデザインの開発や新たな藍染ファン層の開拓など、藍産業の復興に取り組んでいます。

取り組み

徳島県の観光や食のPRを実施してきたJALは、2016年8月、徳島県と包括連携協定を締結し、「徳島ブランド」や「あわ文化」のプロモーションを展開。JAL徳島支店を中心に活動し、「阿波藍」の新たな価値を発信することで、観光振興と地場産業の活性化を目指しています。

●2016年 「阿波藍」観光プロモーションin羽田空港(11月13日)(JAL客室乗務員も参加した藍染めファッションショー、 阿波おどりなど)

●2017年 徳島阿波おどり空港スタッフが「阿波藍」ブラウス着用(6月1日~9月30日)
阿波藍ブラウス着用プレスリリース(PDFファイル 約455KB)

●2020年 徳島阿波おどり空港スタッフが「阿波藍」を使った手作りの藍染マスクカバー着用(5月1日から着用開始)
藍染マスクカバー着用エリアニュース(PDFファイル 約495KB)

●2020年 阿波藍ブラウスとシャツ生地を再利用した「阿波藍染ポロシャツ」を徳島県に寄贈(6月)、および「阿波藍染オリジナル扇子」を通信販売更新
阿波藍ポロシャツ・阿波藍染オリジナル扇子 エリアニュース(PDFファイル 約320KB)

徳島阿波おどり空港で、「阿波藍」ブラウスを着用した接客では、着心地や特徴を尋ねられるなど、徳島県外から空港をご利用されたお客さまからの注目や関心を呼び、空港を活用したリアルプロモーションは、「阿波藍」の機能性やファッション性など、新たな価値の提供に貢献しました。

  • 阿波藍ブラウスとシャツ生地を再利用した「阿波藍染ポロシャツ」を
    徳島県へ寄贈(2020年6月)
    中央左:徳島県 飯泉嘉門知事 中央右:日本航空執行役員 武井真剛

  • 「阿波藍染オリジナル扇子」
    「JAL SHOP 7・8・9 月号(2020年)」、通販サイト「JALショッピング」で通信販売

  • 徳島空港スタッフが製作 阿波藍を使用した「藍染マスクカバー」

  • 藍染マスクカバー製作中の徳島空港スタッフ

地域の声

日本航空の皆様には、包括連携協定締結以来、羽田空港でのプロモーションや徳島阿波おどり空港スタッフによる「阿波藍」ブラウスの着用など、「阿波藍」の魅力発信に多大なるご支援・ご協力を頂き、誠にありがとうございます。県では、日本航空の皆様をはじめ、産官学金連携のもと、「阿波藍」の認証制度や組織化などのブランディングに取り組んで参りますので、引き続きよろしくお願いします。(徳島県知事 飯泉嘉門 )

熊本県

500年の歴史・伝統・文化を誇る「球磨焼酎」

  • PROMOTION
  • TOURISM

良質な水と米に恵まれた熊本県人吉で國酒体験

取り組み背景・地域の課題

日本文化の振興に向け、国家プロジェクトとして展開されている「國酒プロジェクト」。JALグループでは、日本酒に比べて流通が少ない焼酎や泡盛の認知度を高め、インバウンドの需要拡大と販路拡大、蔵元への還元をお手伝いするため、2016年から「國酒応援プロジェクト」を展開しています。

取り組み

球磨焼酎は、「米のみを原料とし、人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを人吉球磨で蒸留し、瓶詰めした焼酎」と明確に定義された本格的な九州焼酎。28もの蔵元が点在する熊本県人吉・球磨地方では、清流球磨川の水で育まれた良質のお米を使った味わい深い米焼酎が造られています。球磨焼酎のこの魅力をより一層海外に広め、需要拡大につなげようと、2018年秋に実施した空港ラウンジでのご提供などに続くプロモーション第2弾として、球磨焼酎の魅力を体験するファムツアーを企画、熊本県との協働で実施しました。
米国のインフルエンサーたちにSNSなどを通じて広く伝えてもらいたいとの思いから、今回熊本に招いたのは、米国のレストラン・バー業界から業界誌のライターやメディア出演経験のあるバーテンダーの方々。人吉市にある蔵元での試飲や視察を中心に、製法や日本の國酒としての焼酎文化を学んでいただきました。また、球磨焼酎に加えて、熊本城をはじめとした観光スポットをめぐり、「くまもとラーメン」を食すなど、熊本県のさまざまな魅力も体験していただき、球磨焼酎を核とした熊本県の魅力発信に継続的に取り組んでいます。
(実施時期:2019年2月14日~16日 協力:日本貿易振興機構(ジェトロ)熊本貿易情報センター)

國酒応援プロジェクト

視察した方々からは、「蒸留器の見た目はどこの蔵元も同じだが、見えないところに独自の工夫が施され、蔵元ごとに特徴ある味わいが作り出されている。」という驚きの声や、実際にお客さまと接するバーテンダーからは「球磨焼酎ベースの新しいカクテルを開発したい!」という嬉しいコメントもいただくことができ、帰国後はそれぞれが媒体を通じて発信。また、酒造りの現場で米国レストラン・バー業界に精通する方たちからの感想やさまざまな話を直接聞く貴重な機会となり、球磨焼酎の生産者の方々にとっても新たな発見や学びに繋がりました。

地域の声

今回、日本航空様の絶大なバックアップをいただいた米国インフルエンサー3名の招聘は、球磨焼酎の魅力を全米に発信する大きなチャンスとなりました。欧米では蒸留酒を食中酒として飲む習慣がなく、そのお酒だけを単体で楽しむ文化のため、輸出の大きな障害となってきました。しかし今回、皆さんから「お酒だけを楽しむ飲みかたでも米国市場で十二分に評価される品質」との評価をいただき、米国進出へ大いに意を強くした次第です。
(球磨焼酎酒造組合理事長 池邉道人(六調子酒造代表))

岡山県 赤磐市

瀬戸内の"桃とぶどうの町"
-赤磐市の高級フルーツ

  • PROMOTION
  • SALES
  • INBOUND

特産高級フルーツの知名度向上とインバウンド誘客に向け、沖縄でPR!

「白桃」販売
(OTSレンタカー沖縄にて 2017年7月※初年度)

取り組み背景・地域の課題

「清水白桃」「シャインマスカット」など高級フルーツの有数な産地である赤磐市。収穫体験を楽しめる観光農園やワイナリーが人気を呼んでいます。しかしランドマーク的な観光スポットはなく、岡山市に隣接した地域ながらも観光客が少ないことから、地域の特産品を通じた知名度向上とインバウンドによる交流人口拡大を課題とし、同じ問題を抱えていた吉井川流域の自治体と協力して「吉井川流域DMO」を立ち上げ、地域資源を生かした観光振興に取り組んでいます。

取り組み

インバウンド誘客に繋げるため、赤磐市が海外で特産品「白桃」のPRを検討していることを知ったJAL岡山支店では、対象が「桃」というデリケートな果物であることや植物検疫のハードルを考え、日本で外国人旅行者にPRできる方法を検討し、訪日外国人旅行者で賑わう地域であり、且つ、岡山からJALグループ直行便が運航する“沖縄”に着目しました。一方で、外国人旅行者のレンタカー利用率が高まり、外国人仕様車の貸し出し待ち時間が長くなっていたため、観光案内所を設置して好評の「OTSレンタカー沖縄」の情報を得ていたことから、沖縄で特産フルーツのPRを行うことを赤磐市にご提案し、赤磐市と「OTSレンタカー沖縄」をマッチング。レンタカー待合所を活かした外国人旅行者へのフルーツ試食販売と赤磐市PRを行うという、前例のないPRイベントを実現しました。海外輸送のノウハウを持つエアラインならではの発想で、地域が大切にするデリケートな食材をどこでどのようにPRすれば効果的かを考えたこの取り組みは好評を得て、今年(2019年)3年目を迎えました。
また、海外においては、パリのアンテナショップ*で岡山フェアを開催し、赤磐産マスカットや日本酒の展示販売を通じた赤磐産の食材PRや、赤磐市プロモーションビデオの国際線機内上映など、JAL媒体を活用したPRも実施。JAL岡山支店では、特産品を通じた知名度向上とインバウンド誘客に向けてさまざまな活動を企画し、継続的に取り組んでいます。

*JALとヤマトホールディングスとの協業(2018年9月~期間限定)

今年3年目を迎えたOTSレンタカー沖縄での同イベントでは、白桃200キロ、マスカット150キロを完売するとともに、購入した外国人旅行者からは、「こんなに美味しいフルーツがあるのなら、次回は岡山の赤磐市にぜひ行きたい」という、うれしい声が多数寄せられました。また、フルーツ販売時のアンケ―ト結果により、「一定の知名度向上に繋がっている」との評価を赤磐市からいただいています。

  • シャインマスカット販売会
    (2019年10月10日 日本航空本社内)

  • シャインマスカット販売会には赤磐市・友實武則市長も参加(右端)
    用意した100房は即完売(2019年10月10日 日本航空本社内)

  • シャインマスカットなどの販売
    (OTSレンタカー沖縄にて 2019年9月)

  • 2019年9月

  • 2018年9月

  • 2017年7月

地域の声

JALさんと一緒に行っている本件は、インバウンド外国人の誘致だけでなく地元農家の販売支援にも繋がっていて大変助かっています。インバウンド外国人の誘致から始まったJALさんとの連携を、今後も拡大しながら続けていきたいと思っています。
(赤磐市産業振興部農林課 拝郷 紀行)

秋田県鹿角市、山形県最上地区

台風被害に遭った秋田のブランド桃から誕生!
逸品の「フルーツスパークリング酒」

  • PROMOTION
  • SALES

「秋田・かづの北限の桃×山形・最上レモングラス」で
東北の6次産業化を応援!

取り組み背景

良質にもかかわらず、知名度の低い隠れた地域産品を掘り起し、より多くの人に知ってもらい、味わってもらおうと、地域の6次産業化を応援しているJALは、同じ想いを持ち、夕張メロンを使用した「メロンチェロ」などの酒づくり実績を持つ㈱ルーチェとの協創事業として、東北の果物を使った「フルーツスパークリング酒」の開発プロジェクトを発足。定番の果物ジュースやリキュールではなく、にわかに市場で注目されているスパークリング酒で東北の果物の認知力や販売力を高めようと、2018年に取り組みを開始しました。

秋田県鹿角市のブランド桃
「かづの北限の桃」

地域の課題

第一弾に選んだ主原料は、秋田県鹿角市のブランド桃「かづの北限の桃」。8月下旬から9月中旬のわずか2週間が収穫最盛期のため、鹿角市では、桃の主要産地である他の地方よりも遅出し出荷によるマーケット需要に向けてこの桃のブランド化を推進してきました。しかし2018年、まさに収穫を迎える時期に産地は台風に襲われ、収穫量は過去最低となり、厳しい状況に追い込まれていました。そこで、農家の皆さんが丹精込めて育てた桃を何とか活かしたい!そんな想いから、プロジェクト第一弾の原料に決め、フルーツスパークリング酒の開発に着手しました。

完成したフルーツスパークリング酒
「フルーツリング」

取り組み

「かづの北限の桃」は、鹿角の清らかな水と地域特有の昼夜の寒暖差によって生まれる芳醇な甘みが特徴です。たとえ台風で傷つき、規格外となった桃であっても甘さや美味しさに影響はなく、樹上に残る傷ついた桃をルーチェ社で買い取り、すべて果汁にして大切に保管。副原料には山形県最上産の「レモングラス」を選定し、エッセンスに使用しました。レモングラスも台風の影響で収穫量は少なく、予定の半数の量しか入手できなかったものの、少量でもレモングラスのエッセンスをお酒に移行できる工夫を施し、試作を繰り返すことおよそ1年。桃の芳醇な香りと味わいをレモングラスがさわやかに引き立て、甘すぎずドライな口当たりが特徴のフルーツスパークリング酒が完成しました。見た目はスパークリングワインのようですが、ビール製法で造られている発泡酒です。監修は、バーテンダーとして多くの国際的な賞を獲得している石垣忍氏(東京都渋谷区「Bar 石の華」)。プロジェクト第一弾商品には、“フルーツ”と“スパークリング”を掛け合わせて「フルーツリング」と名付け、2019年12月1日から販売開始し、JALは試作品のテイスティングやラベルデザインに携わり、販売協力ほか羽田空港国内線のラウンジでも期間限定で提供(2019年12月10日~19日南北ダイヤモンド・プレミアラウンジ)、JALグループの媒体を通じてプロモーションを展開しました。

当プロジェクトでは「フルーツリング」のシリーズ化を決定し、問題を抱える東北の果物産地の課題解決に向けて継続的な商品企画に取り組んでいます。

〔販売店〕

秋田県内のスーパーマーケット、JA秋田しんせい各店、(株)ルーチェ・オンラインショップ、新宿伊勢丹で期間限定販売(2019年12月1日~31日)、オンラインショップ「JALショッピング」、TABITUS+STATION(東京有楽町「JALプラザ内」)、羽田空港BLUE SKY FLIGHT SHOP、JAL SHOP通信販売カタログ(2020年1-2月号)など。

JALショッピング

「フルーツリング」は750mlで2,700円(税抜)と一般的なフルーツ系の発泡酒と比べるとやや高価な印象ですが、JALショッピング(オンライン、カタログ)や有楽町TABITUS+STATIONでは、発売から1カ月で想定を上回るご注文をいただいています。JAL公式Facebookの投稿記事には1.2万以上の"いいね"と共に、「初めて"北限の桃"を知りました」「台風で被害にあった桃を使っての取り組みは素晴らしい」など数多くのコメントをいただきました。全国的にこの取り組みに共感をいただくと共に、Facebook告知を境に注文数も増え、商品や原料となった桃の認知、販売につながっています。

(2020年1月)
  • 羽田空港国内線ラウンジにて期間限定でご提供
    (ダイヤモンド・プレミアラウンジ:2019年12月10日~19日)

  • JALショッピングのオンライン他カタログ誌で販売
    (例:グルメ・ファーストクラス 2019年真冬号)

地域の声

桃の花の前で、佐藤 一・良子ご夫妻

「かづの北限の桃」は、青果で美味しくいただける時期が限られているため、台風被害で出荷できなくなったときは本当に困り果てましたが、お買い上げいただき、且つ今回の「フルーツリング」のような美味しい加工品に仕上げていただいて本当にありがとうございます。「かづの北限の桃」を多くの方に知っていただける機会となりましたし、この「フルーツリング」をきっかけに、多くの皆さまが生の美味しい桃を鹿角市まで食べにいらしていただけると嬉しいです。
(鹿角市 佐藤秀果園オーナー 佐藤 一)

香川県

紅くて濃厚な甘さの「小原紅早生(おばらべにわせ)みかん」を使用した3商品誕生!

  • PROMOTION
  • SALES

学生のアイデアを生かした商品開発で、香川県特産品の全国的知名度向上を応援!

香川県オリジナル品種「小原紅早生(おばらべにわせ)」

取り組み背景・地域の課題

都道府県で面積が一番小さい香川県は、農産物の大量生産が見込めないことから、香川県、JA香川県、生産農家の方たちが一体となって高品質な農産物の開発に取り組み、魅力的でさまざまな特産品を生み出しています。太陽の恵みと温暖な気候のもと生まれる美味しい農産物がたくさんあることから、「うどん」だけでない香川県の特産品の全国的な知名度向上を課題としていました。そこで、生産者たちの努力で生まれた美味しい農産物を全国に知ってほしいという想いから、JALは高松支店を中心に取り組みを開始しました。

商品アイデアコンテストで選ばれた女子栄養大学の学生3名

開発した3商品 (左から)「小原紅早生贅沢アイスバー」、「お肉とサラダに合うみかんソース」、「贅沢みかんのマーマレード」

取り組み

「奇跡の紅いみかん」と称されるほど果皮の色が日本一紅いと言われ、濃厚な甘さが特徴の香川県オリジナル品種「小原紅早生」。話題性をつくり、知名度向上と全国的な販売展開のもと地域にお金が落ちる仕組みの構築を目的に、香川県、JA香川県、日本各地のこだわり商品を取り扱う(株)もへじ*、社会連携に積極的な女子栄養大学との協働プロジェクトとして、「小原紅早生みかん」使用の商品開発、販売の全国展開に向けて取り組みました。
商品企画コンテストで学生たちのアイデアを募り、「小原紅早生みかん」の魅力を引き出せること、美味しい商品になり得ることなどの観点から、予選を勝ち抜いた30組の中から2組3名を優秀者として選出。3名の学生たちに商品開発のプロセスやみかんを使用した商品事例を学んでもらおうと、生産地(香川県坂出市)の農園視察や生産者へのヒアリング、(株)もへじの指導によるワークショップを複数回開催して商品開発を推進し、学生たちのアイデアを取り入れた試作品の絞り込みを行うなどの試行錯誤の結果、3種類の商品が誕生しました。

  • ・果汁60%以上使用した果実感たっぷりの「小原紅早生贅沢アイスバー」
  • ・ストレート果汁を40%以上使用の「お肉とサラダに合うみかんソース」
  • ・小原紅早生みかんとビート糖のみを原材料にした「贅沢みかんのマーマレード」

生産者の想いと、その想いを届けたいという学生たちの想いが詰まったこれらの商品は、2020年3月5日から、全国展開するカルディコーヒーファームの店舗やJALショッピング(通信販売)**で順次販売を開始。JALグループ機内誌やSNSを通じたPRも展開しました。

*「カルディコーヒーファーム」国内店舗で取り扱う商品の仕入れ、商品開発を担う株式会社キャメル珈琲の子会社
**JALショッピングではアイスバーを除く商品のセット販売のみ ※5月現・在庫なし

全国に450店舗を展開するカルディコーヒーファームの店舗で1か月間POP、ポスターなどを掲出したキャンペーンも奏功し、販売開始1カ月でどの商品も1万個以上を売り上げ、みかんソースとマーマレードは2か月で製造数の約9割を販売。通信販売サイトのJALショッピングおよび食品通販カタログ「グルメ・ファーストクラス」(2020年初夏号)では完売となるなどの好実績につながりました。「小原紅早生みかん」の全国的な知名度向上に一定の効果を得られています。

  • 「小原紅早生」生産地(香川県坂出市)の農園視察

  • 開発商品が並ぶカルディコーヒーファーム店舗内

  • カルディコーヒーファーム店舗内の「小原紅早生贅沢アイスバー」

地域の声

香川県オリジナルみかん「小原紅早生」の「濃厚な甘さ」と「果皮が紅い」という特徴を生かした、素晴らしい3商品ができました。日本航空様をはじめ、株式会社もへじ様、女子栄養大学様、JA香川県様など、多くの方々に協力していただきました。また、カルディコーヒーファームの各店舗やJALショッピングでの販売により、小原紅早生を全国の皆さまに知っていただけたと思います。皆さまと連携し、香川県産品の販路開拓につながるよう頑張って取り組みます。
(香川県県産品振興課 山本千絵)

福岡県(福岡市、宗像市、朝倉市、北九州市)/鹿児島県(垂水市)

九州の新鮮な食材をタイへ!
バンコクの日本市場で「食材フェア」開催

  • PROMOTION
  • EVENT

テレビ番組との連動プロモーションで、タイへの「モノ」の流動機会創出

日本生鮮卸売市場(バンコク・トンロー地区在)

取り組み背景・地域の課題

地方の農産物や漁獲された水産物は主に東京・豊洲へ出荷され、海外に輸出されていますが、地方から主要な物流拠点までの搬送コストは割高で価格競争も生じていたことから地方では海外輸出に積極的に取り組めない実情を抱えていました。
また、親日家が多く、バンコクでは日本食レストランが3000店舗を超すなか、タイでは2019年春から輸入規制が強化され、日本からの輸出が減少していました。
日本の食材を新鮮なまま海外に届けたい、地域の美味しい魅力を知ってもらいたいー。ヒト・モノの流れを創出し、航空輸送を担うJALは、山口・九州地区支社を中心にRKB毎日放送(株)(本社・福岡県)との協働プロジェクトとして九州産食材の海外展開に向けた取り組みを開始しました。

福岡県フェア(2019年12月開催)

鹿児島県垂水市フェア(2020年1月開催)

取り組み

総務省の「放送コンテンツ海外展開強化事業」に対し、西日本豪雨復興を目的とした西日本(広島から鹿児島)地区の海外プロモーションを企画。RKB毎日放送(株)が担う「番組制作とタイ・台湾での放送」に加え、海外輸出促進に向けた現地での地域産食材フェアの企画提案を行い、2019年夏に採択されました。
JALグループは日系企業や日本食レストランが多いタイ・バンコクのトンロー地区にある日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場*」を舞台に、産地からの直送による食材フェア開催に向けて各地域と調整。最終的に福岡県4市(福岡市、宗像市、朝倉市、北九州市)、鹿児島県垂水市を選定し、2019年12月および2020年1月に開催、併せてRKB毎日放送による30分のドキュメンタリー番組「TASTY FOOD JAPAN」**を制作し、タイの地上波で放送しました。

海外輸出を行うには輸出許可を受けるためのさまざまな手続きが必要となりますが、タイの輸入規制に加え、品によって日本での輸出規制もあることから手続きは容易ではありませんでした。許可が下り次第実施できるよう関係者が一連となって手続きや手配を行い、福岡空港や鹿児島空港への搬入、羽田空港経由でバンコクへ空輸しトンロー市場へ配送という、輸送時間の短縮とともに鮮度を保ったままの状態での現地販売を実現。現場では試食はもちろんのこと魚の解体ショーや観光PRも行い、参加した地域の食と観光のプロモーションを展開しました。

  • 2019年12月開催
    福岡市、宗像市(イトヨリダイなどの鮮魚)、朝倉市(博多万能ねぎ、紅たでなどの農産物)、北九州市(キャベツ)
  • 2020年1月開催
    鹿児島県垂水市(カンパチなどの鮮魚、さつまいもなどの農産物)

*2018年6月にオープン。J VALUE CO., LTD((株)JALUX出資)運営。
**(例)鹿児島県垂水市:漁獲から鹿児空港への搬入、空輸(羽田空港経由でバンコク)、トンロー市場への配送に加え、現地仕入れ業者の購入からレストランでの提供、お客さまが食すまでのドキュメンタリー方式

鮮度の高い食材フェアを開催したことで、反響は大きく、現地のオーナーシェフからは継続的実施の要望や、日本のさまざまな鮮魚や青果を仕入れてほしいなどの要望を頂きました。また、初の海外輸出となった鹿児島県垂水市では、アジア圏に向けたカンパチの輸出を強化し、継続的に取り組まれていくことを決定されました。航空会社の輸送力を生かし、PR力のある放送局と組んだことで、日本食材の海外輸出促進へのサポートは一定の成果をあげています。

  • 朝倉市の「博多万能ねぎ」や北九州市の「キャベツ」が並ぶ農産物コーナー(福岡県フェア)

  • 賑わうトンロー日本市場内(鹿児島県垂水市フェア)

地域の声

トンロー市場での福岡県産鮮魚・青果物を扱った食材フェアの開催、誠にありがとうございました。JALグループ様の総合力によって食材を新鮮な状態で現地に輸送いただくことで、タイの皆さまにも福岡県産食材の品質と味の良さが伝わる機会となりました。来店されたお客さまやシェフの方々にも高い評価を頂き、今後の輸出拡大を大いに期待しております。
(福岡県農林水産部輸出促進課 原田雄太)

地域の声

本市の誇る生産量日本一の養殖カンパチ・地域限定のさつまいものプロモーションに多大なるご支援、ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。本市基幹産業の振興に向けて、海外市場に活路を見いだせるものと実感することができました。これからもJALグループ様と連携することにより垂水市の宝である水産物をはじめとした数々の食材の魅力を世界に向けて発信し、元気なまちづくりに発展させたいと考えております。
(垂水市長 尾脇雅弥)

兵庫県 川西市

兵庫県川西特産いちじく「朝採りの恵み」を収穫当日に東京で特製タルトに!

  • PROMOTION
  • SALES
  • BRANDING

阪神間の限定地域に流通される希少な川西市特産品のブランド化を応援

兵庫県川西特産いちじく「朝採りの恵み」

取り組み背景・地域の課題

現代いちじくの発祥の地といわれる兵庫県川西市。川西特産いちじくは、完熟したいちばん美味しい状態で早朝に収穫することが特徴で、「朝採りの恵み」の愛称で親しまれています。しかし完熟で収穫したいちじくは早めに食すことが望まれるため、流通は阪神間の限定地域のみとなっていました。そこでJALは、川西特産の美味しいいちじくをもっと多くの人にも知ってほしいという想いから、収穫当日に関東圏で食せる機会を創ろうと、「朝採りの恵み」のブランド化プロジェクトを開始しました。

川西特産いちじく「朝採りの恵み」とチョコレートクリームのタルト

取り組み

いちばん美味しい状態のいちじくを食べてもらいたいー。毎日早朝から収穫する農家の皆さんの努力と想いが支える「朝採りの恵み」。この完熟いちじくを、収穫当日に東京でタルトとして商品化、販売しようと、川西市農業振興研究会、兵庫県川西市、JA兵庫六甲、および、旬のフルーツを使用したこだわりのタルト専門店「キル フェ ボン」(ラッシュ㈱)と共にプロジェクトを開始しました。

川西市が大阪伊丹空港に近いことから、川西市内の農園で早朝に収穫した「朝採りの恵み」を、大阪伊丹空港午前発のJALの定期便を利用して東京へ空輸し、銀座と青山の「キル フェ ボン」店舗に直送。収穫したその日のうちに特製のタルトをつくり、当日午後に販売するというスピード性を実現しました。とろけるほど柔らかく、瑞々しい果肉の「朝採りの恵み」をたっぷりと使い、チョコレートクリームとあわせた絶品の特製タルトは、「キル フェ ボン」で7日間の限定販売。販売期間中は、毎日「キル フェ ボン」の公式FacebookやInstagramのストーリーズ機能を通じて販売状況や販売開始時間をご案内しました。雨天の時はいちじくの収穫ができないため、生産者の方や関係者にとってこの7日間は格別です。
「朝採りの恵み」の収穫最盛期の一定期間に行うこの取り組みは、2019年夏に続き、今夏(2020年)も展開し、川西市の地域産業振興を目的に、継続的に取り組んでいます。

「朝採りの恵み」生産農家
山口 義典さん(川西市加茂地区)

「朝採りの恵み」という名前の由来になっていますが、毎日、夜中から明け方にかけて収穫するのが川西特産いちじくの特徴でもあります。今回の朝採れを東京へ空輸して知名度を上げるという計画を伺って、大変、作業の励みになりましたし、お声がけを頂戴した以上、もっと良い品質を目指したいという気持ちにもなりました。今後も継続的に地域振興に貢献したいと思います。

JA兵庫六甲 川西営農支援センター
冨士原 登志浩さん

まずは天候にも恵まれて、連続7日間出荷することができてホッとしています。川西市のいちじくは果物のなかでも引き合いが多く、これまでは地元で流通していましたが、日本航空さまからお話を頂き、全国のみなさまに知っていただけるいい機会になり、感謝しています。今後も行政(川西市・川西市農業振興研究会)と民間(JA兵庫六甲とJAL)が一緒に手を取り合ってブランド化に取り組んでいきたいと思います。

昨夏に続いて実施した今回(2020年度)は、銀座では期間中1日あたり約6ホールを販売し、早い日では1時間ほどで完売するほど大人気を得ました。雨天では収穫できないため、貴重な最盛期のなか今年は天候にも恵まれ、連続7日間実施することができ、「キル フェ ボン」のタルトを通じて、川西特産いちじく「朝採りの恵み」の知名度向上に一定の効果を得られています。

  • 早朝のいちじく収穫の様子

  • いちじくが痛まないように開発された「ゆりカーゴ」詰め(左側)

  • 大阪伊丹空港にて、空輸用のコンテナへ

地域の声

川西の地で、農家の皆さんが大切に育て一番美味しいときに収穫する完熟のいちじく「朝採りの恵み」は、私たちの宝です。日本航空様のご支援、ご尽力により、この自慢のいちじくを関東の皆さまにもご賞味いただけるようになりましたこと、心から感謝しております。これからも日本航空様と連携し、川西市といえばいちじく「朝採りの恵み」と言っていただき、本市の魅力に関心を持っていただけるよう発展させていきたいと考えております。(川西市長 越田謙治郎)