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交流人口拡大支援地域ならではのコンテンツの創出やインバウンド施策、まちづくりなどをサポートします。

鹿児島県・沖縄県

奄美・沖縄の多様な生物を育む自然環境を守り、観光需要の創出へ!

  • 自然環境保全
  • ツアー販売
  • プロモーション

環境と観光の共存による活性化を目指し、
奄美・沖縄の「世界自然遺産登録」を応援

取り組み背景・地域の課題

鹿児島県奄美群島の一部、沖縄県の一部には、絶滅危惧種のアマミノクロウサギやイリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナなど数多くの固有種が生息し、生物多様性保全のうえで国際的にも重要な地域となっています。国(環境省、林野庁)および地元の自治体・企業は、この地域一体の自然環境保全に取り組み、「世界自然遺産登録」を目指すと共に、観光による永続的な地域経済の発展に取り組んでいます。環境省の環境指針行動計画「国連生物多様性の10年」に協働するJALグループは、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の「世界自然遺産登録」を応援し、島々の活性化に向けた活動を2016年より開始
しました。

特別デザイン機「世界自然遺産号」 上段・JTA/下段・RAC
2019年8月31日~2020年2月(予定)

取り組み

それぞれの地域において、鹿児島支店、沖縄支店、およびJALグループ航空会社(JAC:日本エアコミューター/JTA:日本トランスオーシャン航空/RAC:琉球エアーコミューター)を中心に地元と協働し、さまざまな活動を実施しています。
「世界自然遺産登録」を目指す機運醸成に向け、「目指せ!!奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島 世界自然遺産」統一ロゴを使用したさまざまな発信をはじめ、地元啓発活動として、「親子自然教室」や「青少年シンポジウム」などを開催。環境保全活動では、ビーチクリーンや外来種駆除作業、ロードキル防止看板の設置などを実施しています。プロモーション活動では、動画を制作し、機内上映やホームページで公開。機内誌などのJALグループ媒体や機体を活用した世界自然遺産登録応援のメッセージを発信しました。
2019年8月31日からは、JTA、RACにおいて特別デザイン機「世界自然遺産号」の運航を開始。機体には、沖縄県の世界自然遺産普及啓発事業の一環として開催された小中学生対象図画コンクールの最優秀賞作品が描かれています。
交流人口拡大施策では、音楽家・宮沢和史氏プロデュースの着地型旅行商品を企画・開発し、2016年11月の第1弾「奄美の旅」を皮切りに、第5弾「南大東島の旅」(2019年3月)まで実施。JACでは奄美大島−徳之島−沖永良部−沖縄本島の島をつなぐ「奄美群島アイランドホッピングルート」を開設し(2018年7月1日)、ジャルパック商品「JAL・JACで行く奄美大島・徳之島+那覇」などで島々の魅力を堪能できる旅をご案内しています。

また、JALグループは他企業と連携し、世界自然遺産に関する普及啓発、希少種および自然環境の保護、密猟・密輸対策などのさまざまな課題の解決に向け、民間主導の「世界自然遺産推進共同体」を発足。自然環境の活用を通じた地域貢献・地域振興にも取り組み、沖縄および奄美の環境保全と地域振興の循環モデルの確立を目指しています。
JALグループ一丸となって2020年夏の「世界自然遺産登録」を応援すると共に、さまざまな活動を通じて永続的な奄美・沖縄の活性化に向けて継続的に取り組んでいます。(2019年9月現)

  • 3回めとなる「ビーチクリーンアップ」
    (沖縄県東村・平良海岸 2018年3月)

  • 大型サイン設置(沖縄本島北部3ヵ所 2017年10月)

  • やんばるの希少生物保護「ロードキル防止看板」
    (本島の大宜味村、国頭村、東村の標識が無い事故多発場所に設置)

  • 「お散歩トートバッグ」JTA/RAC/JAC機内販売(2017年4~8月)
    ※売上金の一部を環境保全活動に寄付

  • 「夏休み親子自然教室」(奄美大島 2017年8月)

  • 機体に統一ロゴをデカール(JTA/RAC/JAL/JAIR/JAC)
    2016年5月から順次(一部のJTA機、JAC機のみ継続中 ※2019.4現)