福島県 福島市(飯坂町)
交流人口拡大支援地域ならではのコンテンツの創出やインバウンド施策、まちづくりなどをサポートします。
東北の秋を走ろう!
- イベント企画・協賛
名湯&絶景マラソンと福島県産くだもので、福島への再訪機会を創出
取り組み背景・地域の課題
東北有数の名湯・飯坂温泉があり、”いで湯とくだものの里”で知られる福島市飯坂町は、観光ニーズの変化などにより観光客が減少。交流人口拡大に向け、自然景観を生かした観光プログラムの提供やスポーツイベントの開催など、温泉街や商店街などの地元住民が中心となり、町の活性化を目指していました。
取り組み
東北復興を応援するJALは、地元住民や高校生ボランティアの声援がランナーを支える「湯のまち飯坂・茂庭っ湖マラソン」に2017年大会から特別協賛し、まちの活性化を応援しています。協賛開始の2017年は、元JALグランドサービス陸上部員がマラソンのコースを視察し、コースや運営をアドバイス。大会当日のJALブースでは、機内で提供している飴やジュースを振る舞い、声援を送りながら大会を盛り上げています。
大会の抽選賞品には、福島県の「くだものの木オーナー制度」による「リンゴの木のオーナー権(1年間)」を提供。これは、地元果樹園が育成管理するくだものの木のオーナーとなり、自身で受粉や摘果、収穫を体験できる権利で、当選者にはJALのオリジナル木製プレートを贈呈し、自分の名前を書いたプレートをかけたリンゴの木で、実が成るのを待つ楽しみ、収穫の楽しみを体験していただけます。
秋の絶景、名湯、福島県産のおいしい食をスポーツで楽しみ、オーナーとなったくだものの木で再び福島を訪れる機会をつくるなど、飯坂町の交流人口拡大に向けて取り組んでいます。
フルマラソン/ハーフマラソン/10Kmマラソン/ウォーキング
〔エントリー数(全種計)〕
2017年大会 1,086人名(2016年 489名)
2018年大会 894名
日本航空様に特別協賛をいただいた2017年大会の「茂庭っ湖マラソン」で当選された5名のランナーの方に、リンゴの木のオーナーとなっていただきました。そして、今年(2018年)、そのオーナーの方はお友達やご親戚を連れて当果樹園にお越しになり、大勢で収穫を楽しんでいただくことができました。
このように日本航空様のご支援により、ランナーの方をはじめ多くの方がこの飯坂町に来て、新たな交流が生まれ、丹精込めて生産したリンゴを味わっていただき、飯坂の果物を応援していただけることが大きな喜びです。
(飯坂町 安斎果樹園 安斎忠作)