loading

地域産業支援商品開発やプロモーションなどで地域特産物の価値を高め、地場産業を盛り上げます。

  • 新潟県西蒲原郡弥彦村
  • JALふるさとアンバサダー企画

新潟発「READY!LADY!READY!そらとなでしこ」誕生!

  • 商品開発・販売

地域事業者と客室乗務員・空港スタッフなど女性チームが、
田植えからの日本酒造りにチャレンジ!

取り組み背景・地域の課題

新潟は、日本有数の「米どころ」「酒どころ」で知られ、日本酒は新潟県を代表する特産品である一方、海外や若年層に対して消費拡大を図ることが課題でもあります。そこで、「より多くの方に日本酒の魅力を感じていただきたい」という思いのもと、新潟県で日本酒産業を牽引する弥彦酒造さま、新潟酒販㈱さまが取り組む「女性のための日本酒づくり」をコンセプトにした取り組みに参画し、2023年4月「READY!LADY!READY!そらとなでしこ 純米大吟醸」を発売しました。

取り組み

「READY!LADY!READY!そらとなでしこ 純米大吟醸」の製造にあたり、JALふるさとアンバサダー・応援隊をはじめ、新潟空港や支店のスタッフが、弥彦酒造さま、新潟酒販㈱さまのサポートのもと、酒米の田植え・稲刈り・仕込み作業・ラベル貼りまでを携わり、日本酒の魅力を多くの方に伝わることを思い描きながら、一つ一つの作業に心を込めて取り組みました。

ラベルデザインと商品名は、新潟県で活動する「JALふるさとアンバサダー」が考案。
商品名「そらとなでしこ」は、客室乗務員や空港スタッフの主たる職場である「そら」と、日本女性を象徴する「やまとなでしこ」という言葉を掛け合わせて名付けました。ラベルデザインは、飛行機のイラストと客室乗務員や空港スタッフのシンボルでもある「スカーフ」をまとった女性を描きました。スカイブルーの「そら瓶」とピンク色の「なでしこ瓶」の2色展開で2本を並べると対になるデザイン*というのも特徴的で、贈答品にも最適です。市場において日本酒のラベルは力強いイメージがありますが、女性ならではの視点を取り入れた優しく柔らかいイメージに仕上げることで、女性にも、日本酒を飲み慣れない方にも、手に取っていただきやすいサイズ(500ml)に仕上げました。

新潟平野中央部の日本海に面した弥彦山から流れる美しい水と、その水が流れ出る弥彦村で育った山田錦米を100%使用した純米大吟醸酒で、華やかで優しい味わいは、和洋食問わずどんな食事にもよく合い、さまざまなお食事シーンでお楽しみいただけます。「1日の疲れを癒し、明日への元気をつなげてほしい!」と頑張る人々の背中をそっと押すような、応援する気持ちを込めて造りました。
新潟県弥彦村のJALふるさと納税返礼品としても提供を予定しております。

*中身は同一です。

発売後、新潟県内の小売店をはじめ、飲食店でも多く取り上げていただき、大変ご好評をいただいております。
また、地元新聞や地域の各メディアにも数多く取り上げていただいたことで、「飲んでみたい!」と多くの方に手に取っていただき感想をうかがえると、日本酒の魅力をお伝えでき、地域経済活性化にも貢献できていると実感しております。2024年も第2弾の田植え作業がスタートしておりますので、ご期待ください。

私自身も各工程に携わることで、お米そのものの有り難みや、日本酒造りが想像を超える大変な工程を踏んでいることを身をもって経験することができ、新潟の日本酒文化を知っていただきたいという想いがより一層強くなりました。この「そらとなでしこ」を手に取ってくださった方が「新潟のお酒っておいしい!」「新潟に行ってみたい」と思い、実際に足を運んでいただけたら嬉しいです。皆さまと新潟をつなぐ、その架け橋として「そらとなでしこ」がありますように、と願っております。
(新潟地区・JALふるさとアンバサダー 小川 良美)

JALふるさとアンバサダー

地域の声

弥彦酒造㈱大井源一郎・岡本裕美

弥彦酒造は、天保九年(1838年)の創業で、越後一宮彌彦神社の御神体「弥彦山」の水で育まれた酒米と「神の水」で仕込んだ「弥彦テロワール」をコンセプトに日本酒造りに励んできました。今回、日本航空の客室乗務員や空港スタッフの方が日本酒造りに⁈と驚き、初めての経験で大丈夫かな?皆さん不安になっていないかな?と心配でした。しかし、そんな心配をよそに皆さん頼もしく、田植えや稲刈りの原料米作りから、日本酒仕込みまでしっかりと携わっていただきました。明るく和気あいあい大事に仕込んだお酒は、味にも反映されていると思いますので、凛とした、それでいて優しくやわらかな心地よいお酒を是非たくさんの方にご賞味いただきたいです。