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地域産業支援商品開発やプロモーションなどで地域特産物の価値を高め、地場産業を盛り上げます。

徳島県

阿波の國・徳島を代表する伝統産業
「阿波藍」

  • プロモーション
  • 商品開発・販売

徳島伝統の技「阿波藍」の価値を、空港から世界へ発信!

「阿波藍」ブラウス着用のJALスタッフ。JALカウンターや搭乗ゲートで阿波藍をリアルPR

取り組み背景・地域の課題

藍染の元となる染料「蒅(すくも)」づくりの本場として知られる徳島県。この蒅が、阿波の國・徳島を代表する伝統産業『阿波藍』であり、江戸時代には全国の市場を独占していました。明治時代に海外からの安価な化学染料が普及する中においても、1978年には「伝統的な染織に不可欠な藍の製造技術」を保有する「阿波藍製造技術保存会」が、国の「選定保存技術保存団体」に認定され、今もその技術が脈々と受け継がれています。この伝統を次世代に引き継ぎ、『阿波藍』の価値を再熱させていこうと、徳島県では阿波藍を使った現代向けデザインの開発や新たな藍染ファン層の開拓など、藍産業の復興に取り組んでいます。

取り組み

徳島県の観光や食のPRを実施してきたJALは、2016年8月、徳島県と包括連携協定を締結し、「徳島ブランド」や「あわ文化」のプロモーションを展開。JAL徳島支店を中心に活動し、「阿波藍」の新たな価値を発信することで、観光振興と地場産業の活性化を目指しています。

●2016年 「阿波藍」観光プロモーションin羽田空港(11月13日)(JAL客室乗務員も参加した藍染めファッションショー、 阿波おどりなど)

●2017年 徳島阿波おどり空港スタッフが「阿波藍」ブラウス着用(6月1日~9月30日)
阿波藍ブラウス着用プレスリリース(PDFファイル 約455KB)

●2020年 徳島阿波おどり空港スタッフが「阿波藍」を使った手作りの藍染マスクカバー着用(5月1日から着用開始)
藍染マスクカバー着用エリアニュース(PDFファイル 約495KB)

●2020年 阿波藍ブラウスとシャツ生地を再利用した「阿波藍染ポロシャツ」を徳島県に寄贈(6月)、および「阿波藍染オリジナル扇子」を通信販売
阿波藍ポロシャツ・阿波藍染オリジナル扇子 エリアニュース(PDFファイル 約320KB)

●2021年 食用の阿波藍を練りこんだパンと徳島ソウルフードの空弁サンドイッチ新発売(1月)
阿波フィッシュカツサンドイッチ エリアニュース(PDFファイル 約398KB)

徳島阿波おどり空港で、「阿波藍」ブラウスを着用した接客では、着心地や特徴を尋ねられるなど、徳島県外から空港をご利用されたお客さまからの注目や関心を呼び、空港を活用したリアルプロモーションは、「阿波藍」の機能性やファッション性など、新たな価値の提供に貢献しました。
以降、伝統の阿波藍を使用した商品開発等を通じ、阿波藍の新たな価値を継続的に発信しています。

  • 食用阿波藍を練りこんだパンと徳島ソウルフードの空弁サンドイッチ
    2021年1月発売:阿波観光ホテル、徳島阿波おどり空港「BLUE SKY」

  • 阿波藍ブラウスとシャツ生地を再利用した「阿波藍染ポロシャツ」を
    徳島県へ寄贈(2020年6月)
    中央左:徳島県 飯泉嘉門知事 中央右:日本航空執行役員 武井真剛

  • 「阿波藍染オリジナル扇子」
    「JAL SHOP 7・8・9 月号(2020年)」、通販サイト「JALショッピング」で通信販売

  • 徳島空港スタッフが製作 阿波藍を使用した「藍染マスクカバー」

  • 藍染マスクカバー製作中の徳島空港スタッフ

地域の声

日本航空の皆様には、包括連携協定締結以来、羽田空港でのプロモーションや徳島阿波おどり空港スタッフによる「阿波藍」ブラウスの着用など、「阿波藍」の魅力発信に多大なるご支援・ご協力を頂き、誠にありがとうございます。県では、日本航空の皆様をはじめ、産官学金連携のもと、「阿波藍」の認証制度や組織化などのブランディングに取り組んで参りますので、引き続きよろしくお願いします。(徳島県知事 飯泉嘉門 )