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交流人口拡大支援地域ならではのコンテンツの創出やインバウンド施策、まちづくりなどをサポートします。

国内各地

訪日外国人旅行者の受入環境整備をサポート

  • インバウンド

JAL外国人スタッフが、旅行者目線で地域課題の抽出や
新たな魅力を発見し、地域へフィードバック

ベトナム基地所属スタッフの視察(北海道北見市)

青森県内4地域の視察報告会(青森県県庁にて)

取り組み背景・地域の課題

訪日外国人旅行者4,000万人時代も間近となった日本において、各地におけるインバウンド促進の取り組みはますます重要となっています。なかでもコミュニケーションにおいては、旅行に行く前の情報収集につながる情報発進や、旅行中でのソフト・ハード面における対応など、外国人旅行者が安心で快適な滞在ができる環境づくりの課題を抱えています。

取り組み

JALグループでは、地域が抱える課題解決に向けたお手伝いとして、海外基地所属の外国人スタッフが一般旅行者目線で地域視察を実施しています*。
WEBなどで対象地域の情報を集めた後、旅行者としてひとりで地域を訪れ、宿泊先や観光施設、交通機関などの多言語によるコミュニケーションほか、地域の受け入れ状況を視察。視察後は課題の整理を行い、旅行に行く前と行った後の印象変化と合せて、家族や友人に推奨したくなる観光資源、地元では気づかなかった地域の魅力についてなど、エアライン業務で培ったホスピタリティを生かした改善策をご提案しています。また、視察報告だけでなく、自国の人々の集客に効果的な海外の旅行イベントや人気旅行サイトのご紹介など、参考となるインバウンド施策のアドバイスも行っています。
当取り組みは2018年に開始。これまでにインド、タイ、ベトナム、フランスの4カ国のスタッフが3カ月ごとに交代で来日し、スタッフの母国を誘客ターゲット国とする地域を対象に、18の地域で実施しました**。また、リクエストに応じて海外文化を知る講習会も実施しています。視察した地域からは、交通機関や施設の改善策に対する進捗報告や、具体的な改善報告(兵庫県豊岡市)もいただき、成果も現れています。

*自治体様などから当社支店を通じたご依頼により調整
**2019年5月末現在

改善事例〔兵庫県豊岡市〕バス停から「コウノトリ文化会館」までの案内板の改善(2019年3月完了)

(改善前)バス停横の「周辺案内地図」と、その先にある「コウノトリ文化会館」の案内板は日本語のみ。

(改善後)案内地図下部に英語表記、その先の案内板は、英語と日本語表記の色調も見やすい案内版に変更。

改善事例〔熊本県熊本市〕商品案内の英文POPを設置(熊本国際観光コンベンション協会にて2019年12月完了)

(2019年11月5日)JALスタッフ(オーストラリア基地所属のCupitt Matthewさん)による視察レポート報告会(於・熊本市)

(改善)熊本城の売店内で、商品案内の英文POP設置

風呂敷、のれん

花手箱

バンコク基地所属スタッフ「タイ文化講座」