青森県
地域産業支援商品開発やプロモーションなどで地域特産物の価値を高め、地場産業を盛り上げます。
国内生産量日本一の特産品で、
- 6次産業化支援
- プロモーション
商品開発を通じ、高品質な青森県産品の全国的知名度向上を応援！
取り組み背景・地域の課題
青森県は豊富な水と涼しい気候に恵まれた国有数の農業県。しかし近年は農業従事者の減少が続き、新規就農の環境整備や流通の新市場開拓など、農業の維持・発展を課題としています。JALグループでは従前より青森支店を中心に、伝統産業「あおもり藍」の6次産業化支援、「りんご」の摘果や収穫のお手伝いを通じて地域課題に向き合ってきましたが、地域の人たちと交流を続けるなか、「りんご」だけでなく、県が誇る特産品の知名度向上を通じて地元農業の発展につなげたいとの想いから、青森支店では生産量日本一の「にんにく」と「カシス」に着目。2021年夏の商品販売に向け、他地域の取り組みでも連携をしている（株）もへじ*に協力を依頼し、青森県の特産品を活かした商品開発に着手しました。
※写真撮影時のみマスクを外しております。
取り組み
青森県が誇る農作物には、りんごをはじめ、生産量日本一の「にんにく」「カシス」「ごぼう」「スチューベン（津軽ぶどう）」や、全国有数の出荷量を誇る「ながいも」「にんじん」など、その種類も豊富です。そのなかで今回の原材料選定においては、地域をよく知るJAL青森支店のメンバーが現地ならではの目線で検討を重ね、季節性なども考慮し、暑い夏に向けた販売商品の原材料に最適な「にんにく」と「カシス」の選定に協力。日本各地のこだわり商品を扱う（株）もへじ主導のもと、スタミナ食材の代表格で白くて大玉、甘みの強さが特徴の「青森県産にんにく」と、ひと粒ずつ手摘みで収穫され、香りの良さが特徴の「あおもりカシス」を活かした2商品が完成しました。 本商品は、カルディコーヒーファーム（店舗、公式オンラインストア）、青森空港「BLUE SKY」、羽田空港「BLUE SKY FLIGHT SHOP」で2021年7月9日（金）より順次販売を開始。JALは公式SNSや機内誌などの自社媒体を通じてPRを展開しました。
- 「にんにくと大葉のオイルソース」
にんにくと爽やかな大葉の香りがうまく交わり、夏でも食欲をそそるオイルソース - 「あおもりカシスのフローズンヨーグルト」
栄養価の高いあおもりカシスの甘酸っぱさと爽やかな風味のフローズンヨーグルト
※「フローズンヨーグルト」はカルディコーヒーファーム店舗のみの販売です。
また、今回の商品開発に先駆けて、青森県産りんごを使用した、フレッシュな味わいとシャキシャキとした食感を再現したりんごジュース「シャリっと林檎ジュース」も商品化され、2021年4月にJALファーストクラスでご提供。カルディコーヒーファームにて販売しています。（2021年7月末現。取り扱い状況は店舗によって異なります。）
*カルディコーヒーファームを運営する株式会社キャメル珈琲の関係会社
販売開始時の各メディアでの露出、カルディコーヒーファーム店舗でのプロモーションも奏功し、にんにくと大葉のオイルソースは1日で1,000個以上を売り上げる日もあり、どの商品も大変多くのお客さまよりご好評をいただいています。JAL公式Facebookの投稿記事には1万以上の”いいね”と共に、「素敵な取り組み」「生産量日本一とは知らなかった」「（野菜が苦手なお子さまも）オイルソースにあわせると進んで食べてくれた」など多くのコメントを頂戴し、今回の商品開発を通じて青森県が誇るにんにくとカシスの全国的知名度向上に一定の効果を得ています。
（左から）あおもりカシスの会 林健司会長、JALふるさとアンバサダー、
青森県 三村申吾知事、JAL青森支店長 安井勝一、
（株）あづま代表取締役 三上正二氏（2021年7月9日 於：青森県庁）
※撮影時のみマスクを外しています。
「シャリっと林檎ジュース」
（2021年4月 JALファーストクラスでご提供）
（左から）（株）あづま 三上代表、あおもりカシスの会 林会長
※撮影時のみマスクを外しています。
オイルソースに青森県産にんにくを提供させていただきました。国産の大葉ペーストと合わせた美味しい商品に仕上げていただき嬉しく思います。にんにくパワーで皆さまに元気をお届けできたら嬉しいです。
（（株）あづま代表取締役 三上正二）
あおもりカシスは完熟果実を手摘収穫した、安全安心でアントシアニンが豊富なスーパーフルーツです。カシスの酸味を活かしたフローズンヨーグルトになりましたので、皆さまにお楽しみいただけると嬉しいです。
（あおもりカシスの会会長 林 健司）
