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地域産業支援商品開発やプロモーションなどで地域特産物の価値を高め、地場産業を盛り上げます。

青森県・福島県

東北産果物を使用したフルーツスパークリング酒「フルーツリング」第三弾

  • 6次産業化支援
  • プロモーション

青森県産の洋梨×福島県産のアプリコットで地域産品の認知向上と6次産業化を応援!

フルーツリング第三弾

取り組み背景・地域の課題

良質な地域産品を掘り起し、より多くの人に知ってもらい、味わってもらいたい―。地域の6次産業化を応援しているJALは、同じ想いを持ち、夕張メロンを使用した「夕張育ちのメロンチェロ」などの酒づくりの実績を持つ㈱ルーチェと協創し、“東北応援”の一環として、東北地方の果物を使った「フルーツスパークリング酒」の開発プロジェクトを2018年に開始しました。定番の果物ジュースやリキュールではなく、にわかに市場で注目されている発泡性フルーツカクテルで東北地方の果物の認知度や販売力を高めようと取り組み、2019年「フルーツリング*」第一弾が誕生(秋田県産、山形県産の果物使用)。2020年に第二弾(宮城県産、岩手県産の果物使用)、今回はその第三弾商品です。

*「フルーツリング」はフルーツとスパークリングを掛け合わせた造語で、(株)ルーチェの登録商標です。

「ゼネラル・クラーク」青森県南部町 泉山果樹園

取り組み

第三弾の原料は、青森県産の洋梨「ゼネラル・レクラーク」と福島県産の「アプリコット」。主原料「ゼネラル・レクラーク」は、1970年代後半にフランスから青森県に導入され、青森県南部町の農家が改良を重ねて栽培を成功させた希少品種の洋梨です。果汁が多く、滑らかな口当たりと酸味が特徴で、国内に多種ある西洋梨のなかでも“幻の洋梨”と称されるほど高品質な洋梨。第三弾のフルーツリングには、日本で最初にこの希少な果実の栽培に成功した泉山果樹園の「ゼネラル・レクラーク」を使用しました。 監修は第一弾・第二弾同様に、多くの国際的な賞を獲得しているバーテンダー石垣忍氏(東京都渋谷区「Bar 石の華」)で、みずみずしい洋梨の味わいをアプリコットの酸味が爽やかに引き立てる、上品なお酒に仕上げています。見た目はスパークリングワインのようですが、ビール製法で造られている発泡酒で、第二弾同様にフルボトル750mlとミニボトル200mlをご用意し、2021年12月1日に販売開始。JALは青森県と福島県のアンテナショップ(あおもり北彩館東京店、日本橋ふくしま館)、JALグループの媒体を通じてPRを行いました。

〔販売店〕

ルーチェ・オンラインショップ、オンラインショップ「JALショッピング」、JALグループ空港売店「BLUE SKY青森空港店」、JALプラザTABITUS+STATION(東京・有楽町)、青森県内酒販店、あおもり北彩館(東京店、新青森駅店)、日本橋ふくしま館など。

JALショッピング

2021年11月30日エリアニュース

フルーツリング第一弾商品

フルーツリング第二弾商品

販売開始直後からご好評をいただいており、ご購入されたお客さまからは、「果実をふんだんに使用していながらも甘すぎず、料理にも合わせやすい。」「爽やかで美味しい。」「上品な味わいで、今度はその季節に原料となった果実も食べてみたい。」などのお声をいただいています。また、「青森県の特産品に洋梨があるとか、福島県の特産品にアプリコットがあったとは知らなかった。」といったお声もいただき、商品だけでなく、原材料となった2つの果実にも注目されており、認知向上に貢献できています。

  • (左から)泉山果樹園園主 泉山茂氏、
    (株)ルーチェ代表取締役 伊藤美奈子氏、青森県 三村申吾知事、
    JAL青森支店 安井勝一、JALふるさとアンバサダー
     (2021年11月29日 於:青森県庁)
    ※写真撮影時のみマスクを外しています

  • JALふるさと応援隊(写真左)による商品PRイベント
    (アンテナショップ「日本橋ふくしま館」にて。※写真右はJALスタッフ)

地域の声

泉山果樹園園主 泉山茂さま
※撮影時のみマスクを外しています。

西洋では、洋梨の事を“女神の涙”に例えたとも言われており、「ゼネラル・レクラーク」の名は、自由フランス軍の英雄レクラーク(フィリップ・ルクレール)の名に由来すると言われております。私たちは甘酸適和なこの洋梨を地域の特産にしようと、平成元年から約30年間取り組んできました。この度、レクラークを使用した発泡酒を開発していただき、多くの皆さまに紹介される機会を得ました事を大変嬉しく思っております。(泉山果樹園園主 泉山茂)